豊島区のスマイルユウが行ってきた施工事例の詳細ページです。陸屋根や屋上などの実際の写真や工事内容をご覧頂けます

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杉並区和田T様 ウレタン塗膜防水 通気緩衝工法

屋上・陸屋根 所在地 杉並区和田 建物構造 RC造 築年数 約30年
工事履歴 約10年前に屋上防水 費用 約455万円 工期 約1ヶ月
工事箇所
施工方法 ウレタン塗膜防水 通気緩衝工法 フッ素トップコート
工事詳細 【工事詳細】
◆屋上防水
平場 既存防水層撤去・処分
立上り・天端架台 高圧洗浄 10~15Mps程度
下地調整・仮防水処理 既存防水撤去時必要
立上り天端脆弱部撤去・補修 10%程度
不要架台(4個)撤去・処分・補修
伸縮目地撤去打設  ノンブリードウレタン
改修ドレン設置 ストレーナー共
脱気筒取付 ステンレス製
ウレタン防水/平場/フッ素TP 通気緩衝/AV/3㎜
ウレタン防水/立上り/天端/フッ素TP 密着/補強クロス/3㎜
ウレタン防水/架台(大)/フッ素TP 密着/補強クロス/2㎜
ウレタン防水/架台(小)/フッ素TP 密着/補強クロス/2㎜

◆バルコニー防水
高圧洗浄 10~15Mps程度
既存防水層脆弱部撤去・補修 10%程度
ドレン補強 エポタール・シーリング処理
ウレタン防水/平場/フッ素TP 密着/クロス無し/2㎜
ウレタン防水/立上り/天端/フッ素TP 密着/補強クロス/3㎜

◆共用部廊下・階段 
高圧洗浄 10~15Mps程度
既存防水層脆弱部撤去・補修 10%程度
ドレン補強 エポタール・シーリング処理
ウレタン防水/平場/フッ素TP 密着/クロス無し/2㎜
ウレタン防水/立上り/天端/蹴込/フッ素TP密着/補強クロス/3㎜

※高圧洗浄は、防水面に付着している汚れを10~15Mps程度の水圧で洗う作業です。
※既存防水層脆弱部撤去・補修は、経年劣化により傷んでいる防水面を部分的に撤去する作業です。
※ カチオン型モルタル塗りは、撤去した脆弱部の下地補修をする作業です。
※入隅シーリング ノンブリードウレタンは、平場と立上の接続部が下地の動きにより防水層が切れない為の作業です。 ※改修用ドレン設置は、既存ドレンの上にかぶせ設置する改修専用ドレンで雨漏りを防ぎます。
※伸縮目地撤去シール処理は、新規防水層が下地の保護コンクリートの動きにより切れることを防ぐ作業です。

工事内容詳細

施工前 屋上・平場

新築時の防水上に改修工事で防水施工されています。
平場は、劣化が激しいため改修防水層を全撤去して施工する必要があります。

施工前 屋上・平場

部分的に下地が完全に浮いているところがあります。
脆弱部補修では後々に浮きが発生し剥がれる危険性があります。

施工前 屋上・立上り/天端

端末の溝内が黒ずんでいて、泥だまりがあり防水性能が低下しています。

施工前 屋上・立上り/天端

立上りと天端は、脆弱部を補修して重ねて防水施工ができます。

⇒『建物の寿命を延ばす防水工事』

施工前 屋上・架台

【施工前 屋上・架台】
架台は覆うように防水施工をすれば長持ちさせることができます。また、不要な架台は今回のタイミングで撤去します。

施工前 屋上・排水ドレン

【施工前 屋上・排水ドレン】
劣化が激しい為、経年による排水口からの漏水リスクがあります。改修ドレンを施工することを推奨します。

施工前 バルコニー

新築時のバルコニーはモルタル簡易防水で中央の部分にクラックが発生しています。

施工前 共用部

廊下はウレタン塗膜防水が塗られていますが、表面が脆弱してトップコートが劣化し黒ずんでいる部分があります。

現調打合せ記録でご要望を確認

【現調打合せ記録でご要望を確認】
現地調査では建物の気になっている状態や外壁塗装をする目的などを詳しく伺って「現調打合せ記録」に記録をします。
ご要望を丁寧にお聞きして、ご希望に合った工事をしっかりと施工します。

調査結果を報告書として提出

【調査結果を報告書として提出】
建物診断の結果を弊社の調査ガイドラインに沿って、外壁屋根を40項目に及ぶ箇所を調査し報告書と状況写真をご提出します。建物の劣化状況が正確に解りメンテナンスの必要性の有無が判断できます。

⇒『建物の寿命を延ばす防水工事』

バルコニー・高圧洗浄

防水面をバイオ高圧洗浄で現状の汚れを洗い落とし、清潔な状態にしてから防水を行うことで密着性を高めるために不可欠な作業です。
土溜まりやコケるなどもきれいに洗い流します。

共用部・高圧洗浄

バイオ洗浄には汚れを落とす特殊な薬剤が入っているので、水洗浄では落ちない汚れもきれいに洗うことが可能です。

屋上・既存防水撤去

既存のシートを平タガネ付き削岩機とスクレーパーという工具を使ってきれいに剥がして、下地に接着材が残らないように完全に削ります。

屋上・既存防水撤去

下地全ての防水層を撤去が完了しました。
全撤去の場合は部分的に残らないように全体を何度も再確認し完全撤去をします。

伸縮目地撤去

伸縮目地の撤去作業です。
伸縮目地は押さえ保護コンクリートの動きを緩衝する目的で厚さ80㎜程度の保護コンクリート層を下部の防水層まで貫通し設置されている伸縮スポンジに塩ビカバーが付けれています。

伸縮目地作業

伸縮目地にシーリング充填
撤去した伸縮目地部の溝内にスチロール性のバックアップ材を挿入した上にシーリングを打ちます。
モルタル埋めではなくシーリングを充填することで伸縮性が確保され防水層が切れることを防ぎます。

伸縮目地作業

伸縮目地にシール打ちをして、補強クロス貼り+シール打ちヘラ均しをして平滑にします。
窪み過ぎないよう平滑に均します。

下地処理カチオンモルタル

保護コンクリート面はカチオンモルタルを塗って下地を整えます。
カチオンモルタルには強力な接着効果があり撤去した下地補修材としてとても最適です。

下地処理カチオンモルタル

立上り部分もカチオンモルタルの塗って下地補修を行います。
クラック補修をし下地の接着性を向上させます。
立上りは平場より防水層の重みで浮きや剥離をするリスクが高くすき間が開くと雨水侵入のリスクがあります。

下地処理カチオンモルタル

カチオンモルタルには強力な接着効果があり撤去した下地補修材としてとても最適です。
共用廊下も使用頻度の高い通路となり下地と防水層の密着性がとても大切になります。

プライマー塗り

プライマーは密着性を高める接着剤のような役割があります。
防水材だけでは密着力が弱く、下地面にそのまま防水材を塗ったとしても、すぐに剥がれてしまいます。
プライマーを使い密着性が高めることで、防水材が剥がれにくくなり、防水本来の性能や耐久性を発揮します。

密着工法の防水工程

1.プライマー
2.補強クロス+ウレタン主材
3.ウレタン主材1回目
4.ウレタン主材2回目
5.トップコート

通気シート貼り

専用プライマー塗り後に、1層目の通気緩衝シート(AVシート)貼り作業です。
今回使用する通気シートはフェルト製に5mm程度の孔が空けられています。

通気シート貼り

AV通気シートのジョイントにはスリットテープを貼ります。
スリットテープを貼ることで通気シート間の通気機能を発揮します。

入隅シーリング

入隅シーリング打ち+ヘラ押え
立上りと平場の動きを緩衝する目的で入隅に三角断面のシーリングを打ちます。
ウレタン防水層の厚みも均一に保つ施工がしやすくなります。

脱気筒設置

脱気筒を設置します。
脱気筒はビス止め固定後に補強クロスを貼ります。 脱気筒は防水層と下地躯体の間の水分を通気する換気口になり今回はタテ型ステンレス製です。

目止めウレタン主材

目止めウレタン主材塗り作業で平場表面を滑らかにします。
目止めウレタン専用材を使います。
孔の部分だけ下地とウレタンが密着し、孔の無い部分は通気性能を有します。

目止めウレタン主材の工程

通気緩衝AVシートの上に専用目止め材(サラセーヌEZ)を塗ります。
目止め材は立上り材と同様にパテ状のノンサグタイプです。

改修用ドレン設置

下向きの排水ドレンに改修用ドレンを設置します。
鉛プレートの裏側に速乾性シーリング接着剤を塗って接着させます。

改修用ドレン設置

排水ドレン部分に改修用ドレンを設置します。 改修用ドレンは既設の鉄鋳物製のルーフドレンの上から被せて設置する防水改修専用ドレンで鉛製プレートに排水ホースが設置されています。
改修ドレンの鉛プレートはしっかりとあて木の上からハンマーで打撃して密着させます。

立上り補強クロス入れ

ウレタン一層目の前に補強クロスを入れてウレタン材で固定をします。
注意点としてはクロス材は平らな素材に対して立ち上がり端末な出隅入隅と形状が変形しているので、しっかりとウレタン材で接着させないと浮き部が空洞となります。
しっかりと密着させることが大切になります。

立上り補強クロス入れ

手摺の巾木部分になる立上り部にも同様に補強クロスを入れてウレタン材を塗ります。

天端補強クロス入れ

基礎天端にも補強クロスを入れてウレタン防水で浮きがないように貼ります。
防水端末部や入隅部は平場防水層の伸縮の影響により圧力が加わり変形しやすい部分になります。
補強クロスを入れることでウレタン防水層の強度を強くします。

天端補強クロス入れ

手摺天端のモルタル部分にも補強クロスを入れてウレタン防水で浮きがないように貼ります。

屋上 ウレタン主材塗り

平場にはセルフレベリングタイプの粘性の柔らかいウレタン材塗って平滑に均して凹凸なく均一な厚みとなるよに塗ります。

屋上 ウレタン主材塗り

1層目で1mm+2層目で1mmの計2mmの塗膜厚さを塗ります。
不陸凹凸なく均一にローラー塗りとします。
材料は平場用のレベリングタイプを使用しますが平滑に均すことが大切になります。

屋上 ウレタン主材塗り

基礎部分のウレタン防水主材を規定塗布量を塗ります。
その際に補強クロスに浮きが無いことを確認しながら塗ります。

バルコニー ウレタン主材塗り

バルコニー床部のウレタン防水主材を規定塗布量を塗ります。

バルコニー ウレタン主材塗り

バルコニー手摺上部のモルタル笠木部のウレタン防水主材を規定塗布量を塗ります。

バルコニー ウレタン主材塗り

ウレタン主材の1層目を塗ります。
立上りを塗ったら、屋上全体に2層目のウレタン防水主材を塗ります。
ウレタン防水主材は2回塗りで規定塗布量を塗ります。

共用部 ウレタン主材塗り

階段側面のササラ巾木部分のウレタン防水主材を規定塗布量を塗ります。

共用部 ウレタン主材塗り

共用廊下の手すり上部にも同様にウレタン防水主材を規定塗布量を塗ります。
モルタル塗り笠木部分へのウレタン塗りは防水性+クラック防止性能もあります。

屋上 トップコート塗り

屋上の平場に最後の仕上げとなるトップコートを塗ります。
トップコートはウレタン防水層を自然環境の風雨や太陽光の熱や紫外線から保護をする効果があります。 トップコートの性能が失われると次に防水層の劣化が始まるのでとても防水工事にとってとても重要な最終工程となります。

屋上 トップコート塗り

基礎天端にもトップコートを塗ります。
同様に然環境の風雨や太陽光の熱や紫外線から保護をする目的で隙間なく規定塗布量を塗ります。

 

バルコニー トップコート塗り

バルコニーも仕上げとなるトップコートを塗ります。

バルコニー トップコート塗り

トップコートはウレタン防水層を自然環境の風雨や太陽光の熱や紫外線から保護をする効果があります。

階段 トップコート塗り

階段のササラ巾木部分にもトップコートを塗ります。
同様に然環境の風雨や太陽光の熱や紫外線から保護をする目的で規定塗布量を塗ります。

ベランダ・ルーフバルコニーの違い

ベランダやバルコニー
室外に張り出した屋根がある
手すり付きの歩行可能なスペース
2階以上の室外に張り出した
屋根のない手すりがあるスペース

ルーフバルコニー

下の階が室内となっている屋根(ルーフ)を上の階の庭として使っているもので、通常のバルコニーよりも面積が広い。

共用部 タキステップ貼り

まずは、接着材を塗る前に仮置きをし寸法合わせをします。

共用部 タキシート貼り

寸法合わせをして仮置きをしたら、半分づつ接着剤を塗り共用部の階段と廊下にタキステップ、タキシートを貼ります。

共用部 タキステップ貼り

入隅端末部には防水シーリングを打ちます。
シーリングを打つことで剥がれを防水する効果と防水性を確保します。

共用部 タキシート貼り

廊下端部の溝部のウレタン防水との継ぎ目部分にも端末シーリングを打って剥がれを防水する効果と防水性を確保します。

施工完了

きれいに仕上がりました。
お引渡しの前に当社の厳しい施工基準にて完了検査を行い、お客様にも確認をしていただきます。細部までしっかり確認後に足場を解体し建物全体と近隣の清掃をして工事の完成です。

施工完了

足場を解体した後にジャッキペース部分を点検します。

⇒『屋上・陸屋根の防水工事の重要性』

施工完了

施工完了

施工完了

お引渡しの前に当社の厳しい施工基準にて完了検査を行い、お客様にも確認をしていただきます。細部までしっかり確認後、家全体と近隣の清掃をして工事の完成です。

⇒『家を長持ちさせるお手入れ』

工事完了報告書を提出

【工事完了報告書を提出について】

お引渡しの後に工事完了報告書と工事保証書を提出させて頂きます。
工事後も安心してお住まい頂けますよう保証内容や細部までしっかりと施工をした状況が確認できます。

お引渡し後でも何か気になることが御座いましたら、いつでもお気軽にご連絡ください。

工法や素材は価格に関係します

適切な工法・素材選びが必要なのは分かったけど、価格はどうしても
気になる・・・そう思うのも当然のことです。
変にコストカットをして中途半端な施工をしても後に費用がかかる
こともありますので、最適な工法・素材選びをした適正価格の中で、
如何にコストダウンできるか
、で考えております。

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