豊島区のスマイルユウが行ってきた施工事例の詳細ページです。陸屋根や屋上などの実際の写真や工事内容をご覧頂けます

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中野区沼袋Aビル ウレタン塗膜防水 通気緩衝工法 フッ素トップコート 屋上防水/塔屋防水/4F~3Fルーフバルコニー防水/2Fルーフバルコニー防水/階段共用部シート貼り

屋上・陸屋根 所在地 中野区沼袋 建物構造 RC造 築年数 42年
工事履歴 不明 費用 約500万円 工期 約2ヶ月
工事箇所
施工方法 ウレタン塗膜防水 通気緩衝工法 フッ素トップコート
工事詳細 【工事詳細】
◆塔屋防水
高圧洗浄 10~15Mps程度
既存防水層全撤去
下地調整 カチオン型モルタル塗り
ウレタン防水/平場/フッ素TP 密着/クロス無し/2㎜
ウレタン防水/天端立上り/フッ素TP 密着/補強クロス/2㎜

◆屋上防水
高圧洗浄 10~15Mps程度
既存防水層全撤去
下地調整 カチオン型モルタル塗り
ウレタン防水/平場/フッ素TP 通気緩衝/AV/3㎜
ウレタン防水/天端立上り/フッ素TP 密着/補強クロス/2㎜
脱気筒取付 ステンレス製
改修ドレン設置 ストレーナー共
手すり支柱グラウト注入 無収縮モルタル

◆4F~3Fルーフバルコニー防水
高圧洗浄 10~15Mps程度
既存平場防水層全撤去
下地調整 カチオン型モルタル塗りbr> ウレタン防水/平場/フッ素TP 通気緩衝/AV/3㎜
ウレタン防水/天端立上り/フッ素TP 密着/補強クロス/2㎜
脱気筒取付 ステンレス製
改修ドレン設置 ストレーナー共
手すり支柱グラウト注入 無収縮モルタル

◆2Fルーフバルコニー防水
高圧洗浄 10~15Mps程度
既存防水層脆弱部撤去・補修 10%程度
ウレタン防水/平場/フッ素TP 通気緩衝/AV/3㎜
ウレタン防水/天端立上り/フッ素TP 密着/補強クロス/2㎜
ドレン補修 タールエポ・シール処理
脱気筒取付 ステンレス製

◆階段共用部シート貼り
高圧洗浄 10~15Mps程度
既存防水層脆弱部撤去・補修 10%程度
タキストロンシート貼り/平場/RA同等品
タキステップ貼り/階段/W1100
シート端末部タキシール
ウレタン防水/側桁天端/フッ素TP 密着/クロス無し/2㎜
ドレン補修 タールエポ・シール処理

【施工内容の説明】
※高圧洗浄は、防水面に付着している汚れを10~15Mps程度の水圧で洗う作業です。
※既存防水層脆弱部撤去・補修は、経年劣化により傷んでいる防水面を部分的に撤去する作業です。
※ カチオン型モルタル塗りは、撤去した脆弱部の下地補修をする作業です。
※改修用ドレン設置は、既存ドレンの上にかぶせ設置する改修専用ドレンで雨漏りを防ぎます。
※伸縮目地撤去シール処理は、新規防水層が下地の保護コンクリートの動きにより切れることを防ぐ作業です。

工事内容詳細

施工前屋上全景

屋上は保護層の上に何らかの塗り防水の跡が見られますが、劣化し下地コンクリートが出ています。

施工前屋上全景

階段の傾斜屋根はシート状となっていますが、黒ずんで表面が劣化しジョイント部がめくれている部分があります。

⇒『建物の寿命を延ばす防水工事』

施工前屋上脆弱部

防水層の表面が剥がれています。

施工前屋上脆弱部

放置すると剥がれた箇所から雨水が浸み込んで漏水の危険性があるため、早急に対処する必要があります。

洗浄作業(高圧・ケレン)

高圧洗浄を行い下地の泥やコケを洗い流してきれいな状態にします。

⇒『一級建築士として家を守る責任と想い』

洗浄作業(高圧・ケレン)

※高圧洗浄は、防水面に付着している汚れを<b>10~15Mps程度</b>の水圧で洗う作業です。

洗浄作業(高圧・ケレン)

防水面をバイオ高圧洗浄で現状の汚れを洗い落とし、清潔な状態にしてから防水を行うことで密着性を高めるために不可欠な作業です。

既存防水撤去

高圧洗浄後に浮いている防水層は撤去をします。
浮いている上に新たな防水をしても、後に下地防水層を一緒に剥がれてしまいます。

既存防水撤去

撤去はスクレーパーという工具を使い完全に取ります。

⇒『細部までやさしい施工』

シーリング充填

目地の溝部には伸縮用のシーリング打ちます。

シールヘラ押え

シーリング打ちをした部分は平滑に均します。

伸縮目地は押さえ保護コンクリートの動きを緩衝する目的で厚さ80㎜程度の保護コンクリート層を下部の防水層まで貫通し設置されている伸縮スポンジに塩ビカバーが付けれています。

下地処理カチオンモルタル

コンクリート下地部分にはカチオンモルタルを塗って下地を整えます。
カチオンモルタルには強力な接着効果があり撤去した下地補修材としてとても最適です。

下地処理カチオンモルタル

カチオン型モルタル塗りは、撤去した脆弱部下地補修をする作業です。
ポリマーセメント樹脂とも言います。

プライマー塗布

立上り部に防水用プライマーを塗ります。プライマーは密着性を高める接着剤のような役割があります。

プライマー塗布

プライマーを使い密着性が高めることで、防水材が剥がれにくくなり、防水本来の性能や耐久性を発揮します。

脱気シート貼り

防水層と孔あき通気シートの密着性を高めるプライマーを塗ります。

脱気シート貼り

その上に孔あき脱気シートを貼りしっかりと固定し接着させます。

脱気シート貼り

通気シートは下地との緩衝効果もあり経年劣化した下地の割れの影響を防水層に与えません。

改修ドレン下地モルタル

ルーフドレンの上に改修用ドレンを設置します。
※改修用ドレン設置は、既存ドレンの上にかぶせ設置する改修専用ドレン雨漏りを防ぎます。

改修用ドレン設置

仕上がったらドレン部分に枯れ葉などが雨樋に流れ込まないようにストレーナーを取付けます。

脱気筒設置

脱気筒は振動ドリルで下地コンクリートに穴あけをしてビス止め固定します。

脱気筒設置

脱気筒は通気緩衝工法に設置する通気装置でステンレス製のプレート+筒状パイプとなっています。

⇒『1円を守る価格・見積書』

脱気筒設置

孔あき脱気シートを貼りしっかりとビス止め固定し接着させます。

目止めウレタン主材

その次に専用の目止めウレタン材を孔あき通気シートの上に塗ります。

目止めウレタン材は専用のパテ状タイプを塗ります。

目止めウレタン主材

目止めウレタン主材

通気シート上には専用の目止めウレタン材を塗ってから1層目のウレタン防水主材を塗ります。

立上り端部補強クロス入れ

伸縮の影響を受けやすい立上りには補強クロスを貼ります。
立上りや端末は補強クロスを貼ってその上からウレタンを塗ります。

立上り端部補強クロス入れ

注意点としてはクロス材は平らな素材に対して立ち上がり端末な出隅入隅と形状が変形しているので、しっかりとウレタン材で接着させないと浮き部が空洞となります。

立上り端部補強クロス入れ

屋上 平場一層目 ウレタン主材塗り

1層目のウレタン塗膜を塗ります。
【防水仕様】
ウレタン防水/平場/フッ素TP 通気緩衝/AV/3㎜
ウレタン防水/天端立上り/フッ素TP 密着/補強クロス/2㎜

屋上 平場一層目 ウレタン主材塗り

1層目のウレタン塗膜を塗ります。
ウレタン防水主材は2回塗りで規定量を塗ります。
1層目で1.5mm+2層目で1.5mmの計3mmの塗膜厚さを塗ります。

屋上 平場一層目 ウレタン主材塗り

不陸凹凸なく均一にローラー塗りとします。
材料は平場用のレベリングタイプを使用しますが平滑に均すことが大切になります。

屋上 平場一層目 ウレタン主材塗り

屋上 平場一層目 ウレタン主材塗り

1層目のウレタン防水層が平滑に塗りました。

屋上 平場一層目 ウレタン主材塗り

階段の屋根部のウレタン塗ります。

屋上 立上一層目 ウレタン主材塗り

階段屋根とバルコニーも一層目お規定量を塗ります。

屋上 立上一層目 ウレタン主材塗り

立上りについてな粘性の違う立上り専用ウレタン材を塗ります。

屋上 立上二層目 ウレタン主材塗り

立上りはパテ状でウレタン材を塗った後に垂れ下らない材料を使います。

屋上 立上二層目 ウレタン主材塗り

2層目のウレタン塗膜を塗ります。

⇒『よくある質問』

屋上 平場二層目 ウレタン主材塗り

ウレタン防水主材は2回塗りで規定量を塗ります。
1層目で1.5mm+2層目で1.5mmの計3mmの塗膜厚さを塗ります。
材料は平場用のレベリングタイプを使用しますが平滑に均すことが大切になります。

屋上 平場二層目 ウレタン主材塗り

同様に屋上も2層目を塗ります。

屋上 平場二層目 ウレタン主材塗り

同様に屋上も2層目を塗ります。

屋上 平場二層目 ウレタン主材塗り

2層目の塗りが完成です。

屋上 平場二層目 ウレタン主材塗り

1.5㎜+1.5㎜=3㎜の防水層ができました。

屋上 平場二層目 ウレタン主材塗り

屋上 トップコート ローラー塗り

2層目が塗り終わったらトップコートを塗ります。

屋上 トップコート ローラー塗り

トップコートはウレタン防水層を自然環境の風雨や太陽光の熱や紫外線から保護をする効果があります。

屋上 トップコート ローラー塗り

トップコートを規定量をしっかりと塗って完成です。

屋上 トップコート ローラー塗り

トップコートを規定量をしっかりと塗って完成です。

屋上 トップコート ローラー塗り

トップコートを規定量をしっかりと塗って完成です。

施工完了

トップコートを規定量をしっかりと塗って完成です。

施工完了

バルコニー部分の防水が完成しました。

施工完了

ルーフバルコニーの防水が完了しました。

施工完了

屋上の防水が完了しました。

施工完了

ルーフバルコニーもキレイに仕上がりました。

施工完了

ルーフバルコニーもキレイに仕上がりました。

施工完了

手すりの基礎の部分もしっかりと付け根まで塗り込んでいます。

施工完了

ステンレス製の脱気筒カバーも取付けました。

施工完了

側溝内もしっかりと勾配が付けられていて雨水が流れます。

施工完了

ドレン部には枯れ葉の流れ込み防止目的のストレーナーを設置しました。

ベランダ・ルーフバルコニーの違い

ベランダやバルコニー
室外に張り出した屋根がある
手すり付きの歩行可能なスペース
2階以上の室外に張り出した
屋根のない手すりがあるスペース

ルーフバルコニー

下の階が室内となっている屋根(ルーフ)を上の階の庭として使っているもので、通常のバルコニーよりも面積が広い。

調査結果と報告書を提出

防水層の診断結果を弊社の調査ガイドラインに沿って、防水層を調査し報告書と状況写真をご提出します。
防水層の劣化状況が正確に解りメンテナンスの必要性の有無が判断できます。

工事完了報告書を提出

お引渡しの後に工事完了報告書と工事保証書を提出させて頂きます。
工事後も安心してお住まい頂けますよう保証内容や細部までしっかりと施工をした状況が確認できます。
お引渡し後でも何か気になることが御座いましたら、いつでもお気軽にご連絡ください。