豊島区のスマイルユウが行ってきた施工事例の詳細ページです。陸屋根や屋上などの実際の写真や工事内容をご覧頂けます

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板橋区大山金井町I様 ウレタン塗膜防水 密着工法 フッ素トップコート・屋上/2F/3Fバルコニー防水

屋上・陸屋根 所在地 板橋区大山金井町 建物構造 S造 築年数 20年
工事履歴 なし/初回 費用 約230万円 工期 1ヶ月
工事箇所
施工方法 ウレタン塗膜防水 密着工法 フッ素トップコート
工事詳細 【工事数量詳細】
◆屋上防水
既存塩ビ防水シート撤去・処分
下地調整・仮防水処理 既存防水撤去時必要
撤去部端末 シール 処理
入隅シーリング ノンブリードウレタン
ウレタン防水/平場/フッ素TP 密着/クロス無し/3㎜
ウレタン防水/立上り/フッ素TP 密着/補強クロス/3㎜
脱気筒取付 ステンレス製
改修ドレン設置 ストレーナー共
手すり支柱グラウト注入
笠木オーバーブリッジシーリング

◆3Fバルコニー防水
既存塩ビ防水シート撤去・処分
下地調整・仮防水処理 既存防水撤去時必要
撤去部端末 シール 処理
入隅シーリング ノンブリードウレタン
ウレタン防水/平場/フッ素TP 密着/クロス無し/3㎜
ウレタン防水/立上り/フッ素TP 密着/補強クロス/3㎜
脱気筒取付 ステンレス製
改修ドレン設置 ストレーナー共

◆2Fバルコニー防水
既存塩ビ防水シート撤去・処分
下地調整・仮防水処理 既存防水撤去時必要
撤去部端末 シール 処理
入隅シーリング ノンブリードウレタン
ウレタン防水/平場/フッ素TP 密着/クロス無し/3㎜
ウレタン防水/立上り/フッ素TP 密着/補強クロス/3㎜
改修ドレン設置 ストレーナー共

※高圧洗浄は、防水面に付着している汚れを10~15Mps程度の水圧で洗う作業です。
※既存防水層脆弱部撤去・補修は、経年劣化により傷んでいる防水面を部分的に撤去する作業です。
※ カチオン型モルタル塗りは、撤去した脆弱部の下地補修をする作業です。
※入隅シーリング ノンブリードウレタンは、平場と立上の接続部が下地の動きにより防水層が切れない為の作業です。
※改修用ドレン設置は、既存ドレンの上にかぶせ設置する改修専用ドレンで雨漏りを防ぎます。
※手すり支柱グラウト注入は、手すり支柱へ無収縮モルタルで防水し雨水の侵入を防ぐ作業です。

工事内容詳細

施工前 屋上全景

既存のシート防水層が劣化しジョイント部が浮いたり剥がれたりしています。

施工前 屋上全景

露出シート防水は単層構造なので完全に防水性能が失われると雨漏りする可能性があります。

施工前 3Fバルコニー全景

施工前 3Fバルコニー全景

同様に既存のシート防水層が劣化しジョイント部が浮いたり剥がれたりしています。
このまま放置すると最終的にはジョイント部から雨水が侵入し雨漏りするリスクがあります。

施工前 2Fバルコニー全景

施工前 2Fバルコニー全景

バルコニー面は屋上に比べるとジョイントが少ないので目立った劣化は見えませんが、よく見ると入隅端部が浮いている部分があります。

既存防水シート撤去処分 屋上

すでに防水性と接着性が失われている防水層を撤去します。

既存防水シート撤去処分 3Fバルコニー

古い劣化した防水層の上に新たな防水施工をしても完全な防水性を回復維持することは出来ません。

⇒『一級建築士として家を守る責任と想い』

既存防水シート撤去処分 2Fバルコニー

バルコニーも完全に撤去をします。

下地処理カチオンモルタル 屋上

撤去した下地にはカチオンモルタルを塗って下地を造ります。

⇒『細部までやさしい施工』

下地処理カチオンモルタル 3Fバルコニー

カチオン系樹脂モルタルとは、カチオン系エマルションを配合したセメント系の下地調整材です。

下地処理カチオンモルタル 2Fバルコニー

カチオン系樹脂モルタルは、優れた接着力で、様々な下地に強力に接着し、安定した下地を形成します。
傷んだ下地を補修する材料として下地処理材に使います。

通気シート貼り

通気シートは下地の湿気を通気する機能と下地が動いてクラックなどな発生した場合の緩衝効果があります。

プライマー塗布

プライマーは密着性を高める接着剤のような役割があり、 防水材だけでは密着力が弱く、下地面にそのまま防水材を塗ったとしても、すぐに剥がれてしまいます。
プライマーを使い密着性が高めることで、防水材が剥がれにくくなり、防水本来の性能や耐久性を発揮します。

改修用ドレン設置

改修用ドレンを設置することで劣化した既存のドレンのバイパス構造とし雨水を雨樋へと流す機能があります。

改修用ドレン設置

改修用ドレンを設置する前に既存のルーフドレンの隙間をシーリング補修し防水性を維持します。

改修用ドレン設置

劣化した既存ドレンも2次防水機能を持たせることも大切です。

⇒『特許取得のゲリラ豪雨対策』

脱気筒設置

脱気筒を設置します。

脱気筒設置

脱気筒は振動ドリルで下地コンクリートに穴あけをしてビス止め固定します。
固定したら周囲をウレタンシーリング材で埋めて段差を平滑に均します。

目止めウレタン主材

目止めウレタン主材

通気シート上には専用の目止めウレタン材を塗ってから1層目のウレタン防水主材を塗ります。

立上り端部補強クロス入れ

伸縮の影響を受けやすい立上りには補強クロスを貼ります。
立上りや端末は補強クロスを貼ってその上からウレタンを塗ります。

立上り端部補強クロス入れ

注意点としてはクロス材は平らな素材に対して立ち上がり端末な出隅入隅と形状が変形しているので、しっかりとウレタン材で接着させないと浮き部が空洞となります。

⇒『オーナー様・管理組合の方へ』

ウレタン主材塗り一層目

1層目のウレタン塗膜を塗ります。
ウレタン防水主材は2回塗りで規定量を塗ります。
1層目で1.5mm+2層目で1.5mmの計3mmの塗膜厚さを塗ります。

ウレタン主材塗り一層目

不陸凹凸なく均一にローラー塗りとします。 材料は平場用のレベリングタイプを使用しますが平滑に均すことが大切になります。

ウレタン主材塗り一層目

1層目のウレタン主材を塗って完全硬化した翌日にウレタン防水主材は2回塗りで規定量を塗ります。
1層目で1.5mm+2層目で1.5mmの計3mmの塗膜厚さを塗ります。

ウレタン主材塗り二層目

不陸凹凸なく均一にローラー塗りとします。 材料は平場用のレベリングタイプを使用しますが平滑に均すことが大切になります。

ウレタン主材塗り二層目

ウレタン主材塗り二層目

不陸凹凸なく均一にローラー塗りとします。
材料は平場用のレベリングタイプを使用しますが平滑に均すことが大切になります。
後に不陸凹凸があると水たまりが出来てしまうので平滑に塗ります。

屋上トップコート塗布(施工後)

屋上トップコート塗布(施工後)

トップコートはウレタン防水層を自然環境の風雨や太陽光の熱や紫外線から保護をする効果があります。
ムラ無く規定塗布量をしっかりと塗ります。

3Fバルコニー トップコート塗布(施工後)

3Fバルコニー トップコート塗布(施工後)

同様に、トップコートを規定量をしっかりと塗りました。

2Fバルコニー トップコート塗布(施工後)

2Fバルコニー トップコート塗布(施工後)

バルコニーもトップコート塗りをして完成です。

調査結果と報告書を提出

防水層の診断結果を弊社の調査ガイドラインに沿って、防水層を調査し報告書と状況写真をご提出します。
防水層の劣化状況が正確に解りメンテナンスの必要性の有無が判断できます。

⇒『防水工事の流れ』

工事完了報告書を提出

お引渡しの後に工事完了報告書と工事保証書を提出させて頂きます。
工事後も安心してお住まい頂けますよう保証内容や細部までしっかりと施工をした状況が確認できます。
お引渡し後でも何か気になることが御座いましたら、いつでもお気軽にご連絡ください。