豊島区のスマイルユウが行ってきた施工事例の詳細ページです。陸屋根や屋上などの実際の写真や工事内容をご覧頂けます

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鉄骨造でクラックの多い屋上ウレタン防水工事で改修用ドレンを入れて雨漏りも直りました

屋上・陸屋根 所在地 東京都豊島区雑司ヶ谷 建物構造 鉄骨造3階建て 築年数 40年
工事履歴 不明 費用 90万円 工期 10日間
工事箇所
施工方法 ウレタン防水
工事詳細

既存は、新築時の押さえコンクリートの上にゴムシート防水がされており何度も補修を繰り返している状況で、浮きや膨れが多数発生している状態。
ジョイント部も破断している部分をテープやシールで補修している状態でした。
今回はすべて撤去をして下地を作り直してからの防水改修となりました。

工事内容詳細

施工前

防水材料 サラセーヌ AVシート、ウレタン主材

保護コンクリートの表面にクラックが発生しています。
クラックの影響を受けにくい緩衝性能がある防水工法をお勧めします。
防水材料はAGCポリマー建材のサラセーヌです。 工法はウレタン防水通気緩衝AV工法です。 AV工法は穴の空いたフェルトシートを敷いた上にウレタン防水を塗る工法で通気性、ふくれ対抵抗、動きに対する抵抗性、耐風圧性にとても優れています

防水材料 サラセーヌ トップコート

高圧洗浄

防水面をバイオ高圧洗浄で現状の汚れを洗い落とし、清潔な状態にしてから防水を行うことで密着性を高めるために不可欠な作業です。
土溜まりやコケるなどもきれいに洗い流します。

ケレン清掃

既存伸縮目地撤去前

高圧洗浄をしたらケレン清掃をして保護コンクリート面の不純物を削りとります。

伸縮目地撤去中

目地シール打ち

伸縮目地処理をします。
伸縮目地内のスポンジと塩ビカバーを撤去して溝内にバックアップ材を挿入し伸縮目地内にシーリング材を充填します。

シールヘラ押さえ

平場 カチオンモルタル下地処理

目地にシーリングを充填したらヘラで平滑に均します。
下地コンクリートをカチオンモルタルで下地を整えます。
カチオンモルタルには強力な接着効果があり撤去した下地補修材としてとても最適です。

立上り カチオンモルタル下地処理

プライマー塗り

立上りもカチオンモルタル処理をします。 プライマーは密着性を高める接着剤のような役割があります。
防水材だけでは密着力が弱く、下地面にそのまま防水材を塗ったとしても、すぐに剥がれてしまいます。
プライマーを使い密着性が高めることで、防水材が剥がれにくくなり、防水本来の性能や耐久性を発揮します。

通気AVシート貼り

ドレン部はつり

通気緩衝AVシート貼りをします。
通気シートは下地の湿気を通気する機能と下地が動いてクラックなどな発生した場合の緩衝効果があります。
詰まっている排水ドレンは斫って詰まりを取ります。

はつり完了

改修用ドレン取り付け

詰まりを除去したら改修用ドレンを設置します。
改修用ドレンは既存ドレンの形状になじませて速乾性のシーリンクで接着設置し立上りのつなぎ目に補強クロスを貼ります。

ステンレス脱気筒取り付け

目止めウレタン塗り

ステンレス製の脱気筒を固定し周囲をシーリング打ちをします。
通気緩衝シートを貼ったら目止めウレタン材を塗ります。
目止めウレタン材は通常のウレタン主材より収縮性の少ない専用でパテ状のノンサグタイプを使用します。

1層目 ウレタン主材塗り

立上り1層目 ウレタン主材塗り

1層目のウレタン塗膜を塗ります。
ウレタン防水主材は2回塗りで規定量を塗ります。
1層目で1.5mm+2層目で1.5mmの計3mmの塗膜厚さを塗ります。
不陸凹凸なく均一にローラー塗りとします。 材料は平場用のレベリングタイプを使用しますが平滑に均すことが大切になります。

立上り2層目 ウレタン主材塗り

2層目 ウレタン主材塗り

2層目のウレタン塗膜を塗ります。
ウレタン防水主材は2回塗りで規定量を塗ります。
1層目で1.5mm+2層目で1.5mmの計3mmの塗膜厚さを塗ります。
不陸凹凸なく均一にローラー塗りとします。
材料は平場用のレベリングタイプを使用しますが平滑に均すことが大切になります。

トップコート

トップコート

フッ素トップコートはウレタン防水層を自然環境の風雨や太陽光の熱や紫外線から保護をする効果があります。
高耐久フッ素トップコートは10年間メンテフリーです。

トップコート塗り 完了

フッ素トップコートを規定量をしっかりと塗り施工完了です。